株式会社StockGraphy(東京都台頭区 代表取締役:坂口秀之)は、自社が運営する「BEGIN3D.com」にて、RealityScan(旧RealityCapture)とPostshotを併用した3D Gaussian Splattingの生成手順と各種設定ごとの処理事例をまとめた記録資料を公開しました。
このリンクから本取り組みの記録資料をご覧いただけます。
https://begin3d.com/sej_rs-ps-3dgs001_index
実験的側面の強かった3D Gaussian Splatting(3Dガウシアンスプラッティング、以下「3DGS」)技術は、現在では日常的な3D関連業務においても実用化が進みつつあります。
本資料ではRealityScanとPostshotを併用した3DGS生成までの手順に加え、設定ごとの処理結果のキャプチャ画像をまとめた511ページにわたる記録資料を公開します。
これにより、3DGSの導入を検討するRealityScanユーザーの検証・評価工数を削減することを目的としています。
NeRF以降の新興3D生成技術は数年前から技術者コミュニティで注目を集めてきましたが、3D関連業務への定着には長い時間がかかってきました。多数のソフトウェアや派生技術が短期間に登場した結果、開発資源が分散し、共通仕様や互換性の実装の障害となっていた可能性があります。
一方で、3DGSは一定の共通仕様や互換性の確保できるエコシステムが成立しつつあり、既存技術に対する併用のメリットも明確となってきています。
こうした背景から、3DGSは3D関連業務で使用する標準的な技術の一つとされる時期にあると考えています。
Postshotは、Jawset Visual Computing社が開発する3DGS生成用のソフトウェアです。
2025年6月現在、ベータ版として技術者向けの早期アクセスが無償で提供されています。
PostshotはGUI操作が可能であり、品質も精査されており、またUnrealEngineや他ソフトウェアとの連携にも対応可能で有力な3DGSソフトウェアです。
将来的に有償化される可能性を考慮しても、RealityScanユーザーに推奨できる有力な3DGS生成ツールであるため本資料に採り入ています。
RealityScanは、世界のプロフェッショナルの現場で使われるフォトグラメトリーソフトウェアです。
写真データ、レーザースキャンデータまたはその両方から、高精度の3Dモデルを作成できます。
また、RealityScanは業界で最速のソリューションです。
高速な処理により業務効率を上げ、本質的な目的の達成に集中できます。
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