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当社は、歴史的、文化的に重要な美術工芸品や文化財をより高精度にデジタル保存するために、造形物の高精度3Dデジタル化に特化した技術開発を進めてきました。

モノである以上長い時間の中で劣化してしまう美術品や文化財。
実物を維持するための修復で変化してしまうこともあります。

変化していく重要な造形作品の「今」を保存し、世界中の誰もが体験可能な高精度オンライン3Dデータとして未来に遺す。

Digi reBUILD [ディジ・リビルド]は、文化と歴史を未来へ紡ぐ取り組みです。



Digi reBUILD REAL to 3D Digital




■ 文化と歴史をつなぐための再構築。[reBUILD]


〜 造形物の再構築 〜
文化的に貴重な造形物を、劣化することのない3Dデジタルデータとして再構築します。

〜 3D デジタルアーカイブ技術の分解&再構築 〜
既存の 3D デジタルアーカイブ技術の分解と再構築を積み重ね、実物と遜色のない超高精度 3D デジタル アーカイブを実現します。




■ 高精細3Dデジタルアーカイブ技術


当社では美術工芸品や文化財などのデジタル化に向け、極めて高精細な3Dデータを生成するための独自手法を開発しております。
微細な凹凸や質感までデータ化し、実物以上によく把握することが可能です。



Digi reBUILD 3D Data


Digi reBUILD 3D Data




■ 3Dデータ化 x オンライン体験


Digi reBUILDでは、スマホ、PCやMacなどの画面を通して3Dデータ化した作品を見ることができます。
画面ではまるで実物が手元にあるかのように作品を動かしたり、アップにして詳細まで確認することもできます。
Webリンクをクリックするだけで体験でき、特別なアプリは不要です。


Digi reBUILD Online3D VR




■ オンライン体験のちょっと応用。AR(拡張現実)


スマホの画面を通して、実際の空間に3Dデータを出現させます。
ARもwebリンクをクリックすれば体験可能。
また、ARは実際のサイズで出現させることができます。


Digi reBUILD AR




■ “オンライン体験”だけではない、3Dデータだからできること



〜 実物では認識しづらい凹凸感などの把握 〜

たとえば下図のように色要素だけを非表示にすれば、色と同時では視認しづらい微細な凹凸や光沢質感などをよく把握できます。
この点は3Dデジタル化による恩恵の一つだと考えています。


Digi reBUILD 3D data enable a user to see hidden details of the objects.


同様に他要素を非表示にすることも可能です。
 ・微細な凹凸を非表示にして他要素をよく把握する。
 ・光沢質感を非表示にして他要素をよく把握する。
 ・金属質感を非表示にして他要素をよく把握する。




■ Digi reBUILDの実施事例



※動画内の重要文化財は国立科学博物館 上野本館でご覧いただけます。




■ 3Dデジタル化、Digi reBUILDのご依頼、ご相談について

 


Digi reBUILDは、一般的な3Dデジタル化技術より多くの作業工程と質感調査を実行するものです。
したがってコンテンツ開発には、撮影作業開始日から最小規模でも2週間のお時間を頂戴します。
広域3Dスキャンなど大規模対象物である場合や、素材や形状が高難度である場合はより長い期間を要します。
必要期間と金額については対象物の調査と仕上げのご相談をさせていただいたうえで対応リソースを算出し、都度ご提案させていただきます。


※Online3Dデータとテクスチャデータのご提出ファイル形式は、追加開発作業が発生しない範囲で柔軟に対応いたします。

同技術で高精細化可能なものか、どのように事業に活用できるものかなどご不明点が多いことと思います。
ご条件がDigi reBUILDに合わない物であっても、別技術のご提案や他の適切な業者様のご紹介もできる可能性がりますので、ご検討の場合はぜひ一度下記webページよりご相談ください。

お問い合わせ窓口 URL : https://www.stockgraphy.com/jp/#contact





■ StockGraphyでは本件3Dモデル生成に用いられているソフトウェア「RealityCapture」の販売を行なっています。


【RealityCaptureの販売ページ】
https://begin3d.com/jp_realitycapture/

 



■ 本ページの動画中の3DモデルはSketchfabとかはくVRで公開中


[ 国立科学博物館のSketchfabアカウント ]
[ トロートン天体望遠鏡の3Dモデル:Sketchfab ]
[ トロートン天体望遠鏡:かはくVR ]
[ ミルン水平振子地震計の3Dモデル:Sketchfab ]
[ ミルン水平振子地震計:かはくVR ]
[ ユーイングの蘇言機の3Dモデル:Sketchfab ]
[ ユーイングの蘇言機:かはくVR ]
[ 国立科学博物館のwebサイト ]





※ 「Digi reBUILD」は株式会社StockGraphyの登録商標(第6454271号)です。


・被写体刀剣協力:個人蔵 金子 真
・実物写真提供:Tomoko Mizushima